債務奴隷と紅茶

昨日のTV、ネパールでは、何代にも渡って地主に借金を重ね、何代も生まれながらに、借金返済のための奴隷となっている人々がいるそうです。奴隷の母娘が紅茶の芽を手で摘んでいました。先だけの良質の葉を採るには、女性や子供の手の力がちょうどよいのだとか。現在ネパールでは、法律上、債務奴隷は禁止されているそうですが、現実は…。こうしてみると、日本の農地解放って、無茶苦茶ですが、すごかった。有島武郎は率先して北海道の広大な土地を解放し、地主族を震撼させたのであった。