2004-06-21 反歌 短歌日記 詩歌 * うせにけりゆくえもしれず里人の ながめるやまのは鬼も裏から Cat☆彡 (お能の物語の終わりは 『行方も知れず失せにけり』『霞にまぎれて失せにけり』 暁とともに幽霊や草木の精や、山姥や鬼はもやもやと遠のいていく。秘境に住む実在の存在もあるらしい。正史の裏に滅びたものの系統とか、塵芥の世から遠のいたものとか。ときどき現れるそのような存在に遇えるのが “かくれ里”)