写真日記 夏椿

ことさら沙羅双樹に寄せて、「沙羅の木」という表現をしますが、違うとわかってから、風情はありませんが「夏椿」と呼ぶようにしています。
沙羅双樹の「沙羅の木」は、お釈迦様入滅のとき、頭と足の方向に?立っていたとか、2本ずつ対に立っていたとか、途中で幹が二つに分かれる、とかいわれる樹で、亡くなると一斉に花の色が真っ白になって落下したのだそうです。(もとが何色なのか不明)
夏椿の「沙羅の木」は、真っ白の1日花で、毎日その姿のまま、ぽたっと地に落ちます。この感じで、一斉に白い花を落とす場面につながらないこともないのかもしれません。