演劇 イッセー尾形

昨日、原宿のクエストホールで、一人芝居を楽しみました。Bさんのお隣の席です。ぎっしりの観客で、30歳前後の方が多いのに、ほーという感じ。
「ちょっとトウのたったチェロの女性奏者が、幼稚園?に実演に行ったところ」が新鮮でした。たくさんの要素がつまっていて大変。京都の街が低い不気味な響きというのが笑える。牛若丸は高い音。時間つぶしのときと、「弦楽四重奏」のときと、口調ががらっと変わるのが傑作。バイオリニストたちが場所を間違った老人施設と、その幼稚園の経営者が同じ、というのも深い!産業の臭い。で、その「クラシック」の演奏に子供たちが、京都だ、牛若丸だ、と叫ぶのが聞こえるような演技。そこから表れるのは、チェロ奏者の現在の生活や人柄でした。チェロを上手に用いて、なかなかのもの。
それから、ショップのイッセー・グッズ。和服の古布の巾着で、裏生地に、イッセー筆「西田一歩作・なんぶ鉄おんど」肖像画つき。