謡い初め新年会

「謡い初め新年会」が どう「幽玄」であったかについては??だが、能楽クイズというのは面白い。いろいろ忘れていることに気がつくし、かの連歌の面白さと同じように(たぶん)、自分の殻からはみ出る新鮮さがある。
で、昨日の「40へ〜」。
問題: 能「羽衣」の天人は、どこに降りたか。
答: 降りなかった。 着地しないで浮いていた、ということになるのだそーだ。「降りた」という記述が無い限り、降りたことにはならないのだとか。ネタは、横浜能楽堂の館長さんの本。
で、Catの「ふわふわ浮きながら、天人の五衰でしおれたのか」という質問は、却下されました。
天女は羽衣が無くても神通力があって人間とは違う。で、なぜ羽衣を返してほしかったか、という点については、はだかで帰るのが恥ずかしいから、ですってー!!??(これは皆様のご意見です)
はだかが恥ずかしいのは、ものすごく人間的な意識なのではなかろうか。。。ぶつぶつ。「羽衣なくては飛行の道も絶え」と「天に偽りなき」天人自身が述べているのに。。。

まあ、羽衣の所持と、浮いていたか、着地したかの問題とは別かも。